InstagramやFacebookを運営するMeta社の新しいSNS【Threads(スレッズ)】が2023年7月にリリースされました。
ニュースでも注目を集めるThreads(スレッズ)ですが、今回のコラムでは、特徴やiOS・Androidでの登録方法、運用する際に注意したいポイントなどをご紹介します!
Threads(スレッズ)とは
Threads(スレッズ)はInstagramの基盤を活用した、文字を中心としたコミュニケーションアプリです。AppStoreでは以下のように説明されています。
Instagramのテキストベースの会話アプリ「Threads」でコミュニケーションをより豊かに
Threadsは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次に来るトレンドまで何でも話し合える場です。興味・関心のジャンルが何であれ、お気に入りのクリエイターや自分と同じ興味・関心を持つ人をフォローし直接つながることができます。あるいは、自分の熱心なファンを増やし、世界に向けて自分のアイデアや意見、クリエイティビティを発信することができます。
引用:https://apps.apple.com/jp/app/Threads-an-instagram-app/id6446901002
Threads(スレッズ)の特徴
- 利用料無料
- 日本語対応
- Instagramアカウントがないとアカウント作成ができない
- 文章のみでも投稿が可能
- 投稿に対していいね、コメント、再投稿(RTのような機能)、引用ができる
- 最大投稿文字数は500文字まで
- 写真は10枚まで投稿可能(動画も投稿可能)
- 投稿内にはリンクが貼れる
- Threadsの投稿を紐づいているInstagramにストーリーズやフィードとしてシェアできる
- Instagram、Threads間はワンクリックで行き来可能
- 広告表示はなし
- タイムラインはおすすめ表示のみ
- Webブラウザからの利用はできない
- Twitterと同様返信できる相手を限定できる(すべてのユーザー、フォロー中、メンションのみ)
- 投稿後の編集は不可能
- キーワード検索はできずアカウント検索のみ
上記情報はすべて、2023年7月6日現在の情報です。今後のアップデートを通して、機能更新されていく可能性が高いです。
ThreadsはInstagramの利用を前提としているため、InstagramアカウントがないとThreadsアカウントの登録はできません。
【iOS】Threads(スレッズ)の登録方法
それでは早速、Threads(スレッズ)に登録してみましょう。アプリは、App StoreとGoogle Playで無料配信されています。手順は下記の通りです。
- アプリのダウンロード
- 連動するInstagramアカウントを選択する
- プロフィールの設定
- フォローする人を選ぶ
- アカウントの公開範囲を選ぶ
- 登録完了
アプリダウンロード
まずは、App StoreやGoogle Playでアプリのダウンロードを行います。
連動するInstagramアカウントを選択する
前述した通り、Threadsのみでアカウントを作成することはできません。連動させるアカウントを選びます。
アカウントが複数ある場合は、〈アカウントを切り替える〉から、連動させたいInstagramアカウントを選択してください。
プロフィールの設定
プロフィールの写真や文は、Instagramから引用(インポート)できます。もちろん、Threadsのみのプロフィールを設定することも変更することも可能です。
プロフィール文や写真を設定しない場合は〈スキップ〉を押して次に進みましょう。
フォローする人を選ぶ
連動先のInstagramアカウントでフォローしているアカウントを引き継ぐ事が可能です。
〈すべてフォロー〉を選択した場合、相手がThreadsの公開アカウントを保持している場合はそのままフォローされ、非公開アカウントの場合はリクエストが送信されます。
また、Threadsアカウントが存在しない場合は、参加したタイミングで自動的にフォローもしくはフォローリクエストが入る仕組みになっています。
フォローを行わない場合は、何も選択せず〈次へ〉をタップしてください。
アカウントの公開範囲を選ぶ
InstagramやTwitterと同様にアカウントの公開範囲を選ぶことができます。Instagramアカウントは非公開プロフィールでもThreadsでは公開プロフィールを選択することも可能です。
登録完了
以上でアカウントの作成は完了です!友達や好きなアーティストをフォローしたり、投稿したりしてみましょう。
【Android】Threads(スレッズ)の登録方法
当初iOS版のアプリから先行で発表されましたが、2023年7月6日現在、Androidからも問題なく登録可能です。
ただし、iOSとは異なり、Instagramアカウントからのログインリクエストの承認が必要です。
- アプリダウンロード
- Instagramアカウントを選択する
- Instagramアカウントでログインリクエストの承認をする
- プロフィールの設定
- フォローする人を選ぶ
- アカウントの公開範囲を選ぶ
- 登録完了
Threadsアカウントに入る際には、一度Instagramアプリを立ち上げ、ログインの承認を行わなければいけません。
Threads(スレッズ)の注意点
最後にThreadsを運用する場合、気をつけておきたいポイントをお伝えします。
- Instagramアカウントがないと登録できない
- Instagramと同じ機能が実装されていない
- ホームフィードはレコメンド表示のみ
- アカウントの切り替えはログアウトしなければいけない
- インサイトの確認ができない
Instagramアカウントがないと登録できない
前述した通りThreadsではInstagramアカウントとの同期が必須です。Instagramと併用して活用するのが良いでしょう。
また、Threads内でプロフィール文や写真の変更ができても、アカウント名を変更することはできません。Instagramアプリから変更してください。
Instagramと同じ機能が実装されていない
Instagramを運用するMeta社が運営するThreadsですが、機能には大きな違いがあります。
以下の機能はThreadsでは実装されていません。
- ハッシュタグ
- 保存
- DM(ダイレクトメッセージ)
- 予約投稿機能
ちなみにメンション機能は使用可能です。アプリ上でのコミュニケーションを中心としているようですね。
ホームフィードはレコメンド表示のみ
Threadsのホームフィードに表示されるのは、おすすめのみ。フォローした相手だけを表示することはできません。
アカウントの切り替えはログアウトしなければいけない
InstagramやTwitterでは、複数のアカウントを保持していても、タップや長押しなどでアカウントの切り替えが容易に行えます。
しかし、Threadsの場合、一度ログアウトした上で、アカウントの選択をする必要があります。Androidの場合、ログインするたびにInstagramアプリで承認を行う必要があり、少し面倒に感じる人も多いでしょう。
インサイトの確認ができない
Instagramであればインサイト、Twitterであればアナリティクスなど、各種SNSでは独自の分析ツールが使用できます。
しかし、2023年7月6日現在、Threadsでは分析ツールは確認できません。ユーザーの反応はいいねや返信でしか知ることができない仕様になっています。これは企業で運用を行う際には大きなデメリットとなるかもしれません。
フィード表示がおすすめとなっているため、アプリ内でアルゴリズムに則って表示されているのは明らかです。今後どんなアルゴリズムなのか判明していくのが楽しみですね。
新SNS【Threads(スレッズ)】を始めてみよう
Twitterの大きな仕様変更が続く中、リリースされた【Threads(スレッズ)】。文章型SNSとしてTwitterと機能や見た目が似ており、注目が集まっています。
すでに著名人やインフルエンサーも活用しており、これからどんどん利用者が増加していくことが予測できます。ぜひ、実際にアカウントを作成して楽しんでみてください!