今回は、病院ホームページ制作にこれまで数多く携わってきたWeb制作会社の株式会社フリースタイルエンターテイメントが、病院のホームページ制作時に参考になるWebサイトを、厳選してご紹介していきます。
※フリースタイルエンターテイメントの病院ホームぺージ・広報物制作実績はこちら
病院の雰囲気や特徴が分かりやすく伝わってくるホームページから、動画やアニメーションを駆使した最新のホームページまで、様々な病院サイトの事例を取り上げます。
参考事例だけでなく、病院ホームページを制作する上でのチェックポイントについてもご紹介するので、是非参考にしてみてください。
株式会社フリースタイルエンターテイメントの経験豊富な医療広報チームが、Webサイトの制作・運営から採用支援まで全てをサポートいたします。ホームページ制作のご担当者様はお気軽にお問い合わせください。
病院関連サイト制作実績:名古屋市立大学病院、豊橋市民病院、神戸市立医療センター中央市民病院、公立陶生病院、浅香山病院、加須病院 等多数
病院ホームページ制作の際に意識したいポイント
具体的に病院のホームページ事例を見ていく前に、病院のホームページを制作する際に必ず意識しておきたいポイントをチェックしていきましょう。
医療広告ガイドラインを遵守する
医療広告ガイドラインとは、正式名称「 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」 と呼ばれる、厚生労働省が定めた医療機関における広告に関する指針のことです。
『「広告」ガイドライン』と聞くと、テレビCMや雑誌広告、新聞広告、インターネット広告など、何らかの媒体にお金を払って掲載する広告物のみを指すと考えてしまうかもしれませんが、平成30年6月の医療法改正後の広告規制によって、医療機関のWebサイトやホームページも医療法による広告規制の対象となりました。
参考:医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針
例えば、以下のような広告規制については注意が必要です。
- 治療内容又は治療効果に関する体験談の掲載禁止
- 詳しい説明を付さない治療前治療後写真(ビフォーアフター写真)の掲載禁止
- 他の医療機関と比較する比較優良広告の禁止
上記のような広告規制に抵触しないように、医療広告ガイドラインに配慮した制作が重要です。
スマートフォンにも最適化されたデザイン
どの業種業態のホームページ制作にも共通して言えることではありますが、パソコンだけではなくスマートフォンで使用した際に、ユーザーにストレスを与えないデザイン制作はとても重要です。
パソコンにしか対応していないホームページをスマートフォンで利用しようとすると、画面の拡大や縮小を繰り返す必要があるため、ストレスを感じたことがある人は多いのではないでしょうか?
病院ホームページ制作においては、ターゲットとなるユーザーがシニア層にまで及ぶことも多いため、どの年代の方が使用してもわかりやすく使い勝手が優れていると感じてもらえる、デザイン性や操作性を追求することは非常に重要となります。
誰でも使いやすい優れたUI・UX設計
上述したように、病院ホームページは老若男女幅広い層の方が利用することが想定されます。そのため使いやすいUI・UX 設計が必須となります。
UIとは?
UIとはユーザーインターフェイスの略で、 日本語に言い換えると「ユーザーとの接点」という意味になります。ホームページにおけるUIはサイトの見た目やレイアウト、文字のフォントサイズなど、ユーザーが目にするもの全般のことを指します。
UXとは?
UXとはユーザーエクスペリエンスの略で、日本語に言い換えると「ユーザー体験」という意味になります。
病院ホームページにおけるUXは、訪れたユーザーがホームページのデザインや写真を見て、「清潔感があり安心ができる」と感じたり、サイトの導線設計が優れており「どんなサービスを提供していて、所在地がどこなのかがわかりやすい」と感じるかなど、サイトを利用したユーザーが得た体験そのもののことを指します。
UI・UXが優れたホームページを制作することは、ユーザーに良い印象を与えることにも直結し、病院のブランディングに寄与したり、集患強化に繋がったりします。UI・UXは無視することはできない一つの重要な要素です。
大規模病院のホームページデザイン8選
それではここからは、上記でご紹介したポイントも踏まえて、優れたデザインの病院ホームページのデザインを具体的に見ていきたいと思います。 大規模病院、総合病院のホームページのデザイン例を7つご紹介していきます。
桜十字病院
まずご紹介するのは、熊本県にある桜十字病院です。
サイトを訪れると、清潔感がある広々とした院内の写真がスライドで流れてきて、病院の規模感や高いレベルの治療を想起させます。 白を基調としたデザインや、落ち着いたフォントなどを用いて、病院の雰囲気を分かりやすく伝えています。
スマートフォンのメニューバーでは、アイコンや写真で各ページへの導線を分かりやすく示している設計も参考になります。
東北大学病院
宮城県仙台市にある東北大学病院は、 写真やイラストを用いたわかりやすいコンテンツ設計が特徴です。大きくてわかりやすいイラストを用いて詳細ページへの案内を設置しており、誰が使っても見たいページが見つけやすいホームページとなっています。
また、トップページのファーストビューでは、動画で院内の様子を紹介しており、高度な治療を提供しているイメージをユーザーに抱かせます。
浅香山病院
大阪府堺市にある浅香山病院は、約1,000床の病床・12の病棟機能を有する総合病院です。弊社フリースタイルエンターテイメントが制作しています。これまで“精神科医療のパイオニア”として地域に根付いていたイメージに加え、“二次救急を担う総合病院”としてのブランディングも目指しました。
浅香山病院グループとして多くの関連施設も運営している他に、多様な採用サイトの制作も手掛けており、それぞれの施設やサイトへのリンク導線も設置し、法人サイトとしての役目も担うサイト構成としました。
関西医科大学総合医療センター
大阪府にある関西医科大学総合医療センターのホームページは、予約変更用の電話番号や問い合わせ電話番号、診療受付時間など、利用者が素早く知りたい重要な情報をTOPページのファーストビューにわかりやすくまとめています。
メインのスライド写真では、病院の内観と外観双方を表示しており、病院の規模感を伝え、信頼感が伝わってくるデザインとなっています。
シンプルなデザインながら、使いやすさと訴求したいポイントがわかりやすい良質なホームぺージとなっています。
公立陶生病院
愛知県にある公立陶生病院は、弊社フリースタイルエンターテイメントの制作したホームページです。
ファーストビューのスライドでは、病院全体の写真を見せることで病院の規模感を示しつつ、院内のスタッフの写真や地域に関する情報も取り入れることで、病院の温かみのある雰囲気が伝わるデザインとしています。
アイコンや写真、ボタンのデザイン・色などを多様に使い分けることによって、各ページへの導線を分かりやすく設計する工夫を行いました。
兵庫医科大学病院
兵庫県の総合病院である兵庫医科大学病院のホームページは、テキスト・アイコン・画像をバランスよく配置した、シンプルでわかりやすい設計が特徴です。
視認性が高いフォントを使用しておりレイアウトもシンプル。どこにどんな情報が載っているのかを素早くキャッチできます。
写真を多用することで、院内の雰囲気や特徴も伝わりやすいホームページです。
済生会熊本病院
熊本県にある済生会熊本病院のホームページは、メインイメージに高クオリティの画像と病院の姿勢を表すキャッチコピーを使用しており、信頼感や規模感を表現しています。
全体的に青を基調とした統一感のあるデザインで、病院のブランドイメージが確立されている印象を受けます。
豊橋市民病院
愛知県豊橋市の公立病院 豊橋市民病院のホームページは、弊社フリースタイルエンターテイメントの制作実績の1つです。
サイズの大きい写真とシンプルなメインコピーを用いたデザインになっており、800もの病床を有し東三河地域を支える3次救急病院としての規模感や信頼感、そして地域に開かれた病院としての親しみやすさを表現しました。
ユーザビリティやアクセシビリティに配慮したサイト構成を意識しており、色見やデザインに工夫を加え、重要なコンテンツを素早く把握できるようなデザインとなっています。
最後に
病院ホームページ制作において大切なのは、「社会的責任の多い医療機関として、ユーザーに対して適切で誤認を与えない情報を提供」しながら、「ウェブサイトとして分かりやすく使いやすい設計」をすることです。
医療広告に関する知識とWeb のデザイン力・技術力が組み合わさって、ユーザーにとって魅力的なホームページが完成します。
Web制作会社フリースタイルエンターテイメントでは、これまで様々な病院クリニックのホームページを制作してきました。
※弊社病院ホームページの制作実績はこちらから。
病院ホームページの制作を検討されている病院・医療機関の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
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