企業の広報担当者としての仕事は、プレスリリースの作成、イベント企画、Webサイトの運営管理、SNSの公式アカウント運営、メディアの取材対応、各種広告出稿など多岐にわたります。今回はそのなかでも、「情報を発信する」プレスリリースの配信サービスについて、初めての活用を検討している広報担当者向けに選び方や比較検討できるように情報をまとめました。
今回紹介するプレスリリース配信サービスの候補は、どれも利用者が多く、弊社(フリースタイルエンターテイメント)で実際に比較検討を行った3サイトとなります。
PR TIMES
利用する企業が最も多いであろう、日本最大手のプレスリリース配信サービスです。1万2千以上のメディアから、最大で300媒体まで絞り込み、プレスリリースを配信することができます。
費用
- 従量課金プラン :3万円/1配信
- 定額プラン① :8万円/月
- 定額プラン②(半年契約):7.5万円/月
- 定額プラン②(年間契約):7万円/月
オプション
- FAXによるリリース配信:5千円/回
- リリース原稿作成:3万円/回
VALUE PRESS
こちらも日本を代表するプレスリリース配信サービスの一つで、記者1,000名と提携するサイトへプレスリリースを配信します。
費用
- エコノミー :3万円/1配信
- スタンダード :3万円/月
- ビジネス :7万円/月
※原稿作成サービスはスタンダードプランとビジネスプランのみ
※メディアに対して記事掲載を促すメール・電話フォローはビジネスプランのみ
オプション
- 原稿作成エクスプレス:1万円 (24時間以内に記事作成)
- FAXによるリリース配信:5千円
- メディアに対して記事掲載を促すメール・電話フォロー:4万5千円
@Press
大手プレスリリース配信サービスの一角を担う@Pressは、他のサービスと同様、有名メディアにプレスリリースを配信できるほか、@PressのFacebookアカウント(いいね数150,000)、Twitterアカウント(フォロワー300,000)でも取り上げられるため、SNSによる拡散のきっかけ作りが特長の一つになっているサービスです。
費用
- ライト :30,000円/1配信
- ライトプラス :39,800円/1配信
- スタンダード :59,800円/1配信
※配信先指定数:ライト320件、ライトプラス360件、スタンダード400件
※1週間後のリピート配信:ライトプラス1,000件、スタンダード3,000件
※提携先メディア掲載(ニコニコ・毎日新聞・REUTERS)はスタンダードのみ
※Twitter拡散30万リーチ、Instagram5万リーチはスタンダードのみ
オプション
・Twitter拡散30万リーチ:2万6千円
・最短5時間の特急オプション:1万3千円
・原稿作成A:電話メールでヒアリング後、原稿作成:5万2千円
・原稿作成B:打ち合わせ後、原稿作成:7万8千円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
弊社では実際に、「PR TIMES」と「@Press」でプレスリリースを配信した経験がありますが、配信先である媒体が同じ場合も多い為、2つ同時にリリースする際はその辺りも考慮しながら予算や広報戦略を練っておきましょう。
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