企業のWeb担当者が気を付けたいシリーズ第一弾
今回は、多くの企業が活用しているSNSについて、Webサイトにロゴマークを掲載する際に気を付けたいガイドライン (利用規約)をまとめてお伝えします。
※こちらの内容は2021年12月3日現在の公式情報を元に掲載しています。
ロゴにガイドライン(利用規約)を設ける目的
とある企業や商品、サービスが有名になると「顔」となるロゴマークも有名になります。有名になると、第三者によって勝手にロゴマークを編集されることで、企業や商品、サービスのブランド価値が損なわれる可能性がでてきます。
こういった状況を未然に防ぐために、ガイドライン (利用規約)を作成して、必要に応じてWebサイトなどで周知する必要があります。
※「ガイドライン」という表現以外にも「利用規約」「レギュレーション」といった文言で告知されていることもあります。
Instagramのロゴガイドライン
InstagramはFacebook傘下のSNSになるため、公式ガイドラインを参照する場合はFacebookのWebサイトにアクセスします。
公式ロゴパックダウンロードページ
推奨の表示例、禁止されている表示例などを確認することができ、企業のコーポレートサイトでよく見かけるグループ化(各SNSのロゴを横並びで表示する)場合の表示例も示されているため、チェックする側も分かりやすい内容になっています。
Facebookのロゴガイドライン
FacebookもInstagramと同様、ガイドラインページで奨励されている使用例、禁止されている表示例などを確認してから、利用規約に同意のチェックをしたうえでロゴパックダウンロードしましょう。
公式ロゴパックダウンロードページ
また、以下の形式でロゴデータを使用する場合は、使用許可を申請する必要があります。
※上記Facebookのロゴガイドラインページより抜粋
- テレビまたはオンラインでのマーケティングまたは広告
- 書籍、舞台、テレビ番組、映画台本
- 印刷パッケージ
Twitterのロゴガイドライン
Twitterではブランドツールキットページ(英語)で、ガイドライン(PDF)の確認と、各種ロゴデータのダウンロードをすることができます。
ガイドラインについては英文のみの掲載になりますので、必要に応じて日本語訳されている第三者のページを確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
企業のコーポレートサイトでは、目的に応じた情報やデザインを掲載することができますが、他の企業のロゴデザインを借りてくる場合は、ガイドライン (利用規約)を熟読して、使用する側としてリスクが無いようにしましょう。
今回は、使用するケースが多い各種SNSのロゴガイドラインについてお伝えしましたが、導入実績や取引先企業として、他社の企業ロゴマークを掲載する場合など、ガイドラインの有無を確認しなくてはいけないケースは他にもあります。 Web担当者としては、こういったケースについても知見を深めて対応できるようにしましょう。
弊社は名古屋のWeb制作会社 フリースタイルエンターテイメントです。
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