「Webを使った集客やマーケティングが大切なことは理解しているけど、具体的にどんな施策があるの?何から始めればいいの?」
こんな悩みを抱えていませんか?Web集客の手法は様々で、それぞれの特徴・メリット・デメリットを理解した上で戦略を立てることは非常に重要です。
ということで今回は、様々なWeb集客の方法について詳しく解説していきます。企業や官公庁などのWeb担当者の方向けに、Web集客施策を考える際のポイントを丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
Web集客の重要性
Web集客とは、その名の通りWebを利用してお客様を集めることです。
一口にWeb集客と言っても、その種類・方法は多岐にわたり、GoogleやYahoo!などの検索サイトを利用した集客方法はもちろん、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeなどのサービスを利用した集客まで、その方法は様々です。
それぞれの媒体のユーザー層・特徴に合わせた集客戦略をとることで、認知獲得や見込み顧客の獲得が可能になります。
Web集客を行うメリット
Web集客を行うことによって得られるメリットは以下の3つです。
- ターゲティングが行い易い
- 費用がかからない集客手段もある
- 効果検証が行い易い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①ターゲティングが行い易い
Web集客の特徴の1つが、「リーチするユーザーのターゲティングが行い易い」ということがあげられます。
例えばWeb広告の配信であれば、特定のユーザー層にターゲットを絞って広告を配信することが可能。それぞれの集客媒体の特徴を理解して、効率よく集客を行いましょう。
②費用がかからない集客手段もある
SNSの運用やYouTubeでの動画配信など、直接的に広告費をかけずにユーザーの認知を広げる方法もあります。
いわゆる「バズるコンテンツ」をユーザーに発信することができれば、費用をかけずに多くのユーザーに自社の商品やサービスを知ってもらうきっかけ作りが可能です。
③効果検証が行い易い
「従来のオフライン広告よりも効果検証が行い易い」というメリットもあります。
「WebサイトやSNSが何人のユーザーに見られているのか」を検証したり、「どんな検索キーワードで流入したユーザーが問い合せをしているのか」を分析したりすることで、データを活かした改善をリアルタイムに行っていくことが可能です。
Web集客の手法を種類別にご紹介
具体的にWeb集客にはどのような方法があるのでしょうか?
Web集客と言っても、費用の掛かるものから無料でできるもの、即効性があるものから中長期的な視点で取り組む必要があるものまで、その種類は様々です。
今回は、以下の3種類について詳しく解説してきます。
- SEO対策
- SNSマーケティング
- Web広告
SEO対策
GoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンで、運営するサイトが上位表示されるように対策することをSEO対策(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と言います。
検索エンジンで上位表示させるためには、ユーザーのニーズを満たす質の高いコンテンツの作成はもちろん、ユーザーにとって利便性の高いWebサイト設計が必要となります。
検索エンジンでの上位化に成功すれば、費用をかけずに多くのユーザーの流入が見込めるので、高い費用対効果をもたらしてくれます。
SNSマーケティング
SNSマーケティングは、TwitterやInstagram、Facebook、LINE、YouTubeなどのサービスを利用して、ユーザーの認知拡大やファン化、購買行動の促進を目指して行うWeb集客方法の1つです。
近年では、検索エンジンではなくSNSで情報検索を行うユーザーも増加しており、潜在顧客の発見やユーザーのファン化につながる有用な施策となっています。ユーザーに情報を届けるだけでなく、ユーザーから情報を受け取とることができることも特徴の1つです。
Web広告
Web広告は、インターネットの媒体上に表示されるテキスト、バナー、動画などの広告全般のことを言います。マスメディア広告と比較して、低予算から開始することができるため、多くの企業が取り組んでいる集客方法です。
今回は主要なWeb広告の種類を4つに絞って解説していきます。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- 動画広告
リスティング広告
リスティング広告は「検索連動型広告」とも呼ばれており、費用をかけて広告を出稿することによって、Yahoo!やGoogleなどの検索結果にWebサイトを表示させる集客手法です。
自然検索でのWeb集客は、検索エンジンの順位決定アルゴリズムによって変動があるため安定性がありませんが、リスティング広告であれば意図したキーワードの検索結果に広告を表示させることができ、Web集客の成果を安定化させることに向いています。
クリックされるごとに課金されていく課金制であるため、適切な検索キーワードを選定することで広告費を抑えることも可能ですが、広告の飛び先であるWebサイトの質が悪かったり、広告の設定が適切でなかったりする場合は、いくら費用をかけても成果が上がらない可能性がある点には注意が必要です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリなどの広告枠に表示される、画像(バナー)、テキスト、動画広告全般のことです。私たちがよく見る、Yahoo!のTOPページの画像広告も、ディスプレイ広告の1種です。
料金形態はリスティング広告と同じで、ユーザーがクリックするたびに予算が消化されていくクリック課金型が基本となっています。
リスティング広告と異なるのは、視覚的な訴求が可能なので、サービスや商品の特徴を伝えやすく、ユーザーの印象に残りやすいという点です。
また、リスティング広告が検索行動を能動的に起こしている「顕在層」にアプローチすることに向いているのに対して、ディスプレイ広告は、商品やサービスに関心が薄い「潜在層」にアプローチすることに向いている点も異なります。
SNS広告
SNS広告は、TwitterやInstagram、Facebook、LINEなどのSNSプラットフォームで配信する広告のことです。媒体によってユーザー数やユーザーの属性が異なるため、それぞれの特徴を理解した上で広告配信戦略を立てることが重要になります。
SNS広告を配信するメリットの一つが、精度の高いターゲティングが可能であるということです。ユーザーが登録している年齢や地域などの情報、行動履歴などを基に広告配信ができるため、他の広告媒体よりも狙った層にアプローチしやすいです。
また、Twitterの場合は「リツイート」や「いいね」による情報の拡散が発生することもあるため、掛けた費用以上に多くのユーザーにリーチする可能性があることも特徴の1つです。
動画広告
YouTube動画の再生前や再生中に流れる広告を、一度は目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。動画広告はまさしくYouTubeなどの動画配信プラットフォームで流れる動画形式の広告のことを言います。
その他のWeb広告と比較すると、情報量が多く商品やサービスの魅力を伝えやすいため、効果の高い広告手段であるとして近年注目度が増しています。
その他にもWeb広告の手法は多数!
今回は主要なWeb広告の手法を4つご紹介しましたが、その他にも広告を使ってWeb集客を行う方法は多数存在します。
例えば、特定のWebメディアの広告出稿枠を買い取って広告を掲載する「純広告」や、メディア型サイトにPR記事を投稿する「記事広告」、アフィリエイターに商品やサービスを紹介してもらい、成果が発生した分だけ費用を支払う「アフィリエイト広告」など、その方法は様々です。
それぞれの性質を理解した上で、自社のサービスや商品に合わせた広告戦略を考えましょう。
結局は何から始めたらいいの?
様々なWeb集客の手法について解説してきましたが、「結局何から始めればいいの?」という疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
Web集客を始めるうえで、まず抑えておいていただきたいポイントは以下の3つです。
- どんな目的のWebサイトでも最低限のSEO対策をする
- 即効性を求めるのであればまずはWeb広告から
- 複数のチャネルからの集客を意識する
何から始めれば良いのかを迷った方は、以下のポイントを是非参考にしてみてください。
①どんな目的のWebサイトでも最低限のSEO対策をする
運営するサイトの目的がどんなものであれ、検索エンジンを意識したサイト設計をすることはとても重要です。
例えば、「Web広告を配信しているのに、商品の名前を検索したら、サイトが1位に表示されない!」こんな状況では、広告の力を最大限活にかしきることができません。
最低限、企業名やブランド名、商品名などを検索した際に、「意図したページが上位表示されているかどうか」はチェックしておくようにしましょう。
②即効性を求めるのであればまずはWeb広告から
即効性のある施策を求めているのであれば、Web広告を配信することが最も確実かつスピーディーな方法になります。
SEO対策でWebページが検索エンジンから評価されたり、SNS運用で一定数のフォロワーを獲得したりするまでに、どうしてもある程度の時間が必要になります。
Web広告の配信であれば、短期間でアクセスを稼ぐことができるため、その後のサイト運用やSNS運用に活かすことも可能。すぐにでも、ユーザーを集めたい、成果を出したいと考えるのであれば、まずはWeb広告から初めてみてはいかがでしょうか。
③複数のチャネルからの集客を意識する
1つのチャネル(流入経路)に依存したWeb集客を行っていると、そのチャネルからの流入が望めなくなった際に、大きな損失を被ってしまう可能性があります。
例えば、SEOに偏ったWeb集客を行っていると、検索エンジンの順位決定アルゴリズムに変動が起きて順位が落ちてしまった場合に、これまで獲得できていたアクセスが一気に無くなってしまいます。
このようなリスクに備えるためにも、Web広告やSNSの運用なども駆使して、複数チャネルからの流入を確保することが重要です。
まとめ
ここまでWeb集客の手法について詳しくご紹介してきましたが、最後にお伝えしておきたいことは、「どんな方法で集客をするにしても、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを発信していくことが大切である」ということです。
Web担当者の方は、集客にだけこだわるのではなく、発信するコンテンツにもこだわったWebマーケティングを行っていきましょう!
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